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渡邉 憲夫; 平野 雅司; 吉田 一雄; 秋元 正幸
Proc. of ICNCA Nuclear Safety Culture Workshop, p.1 - 12, 1998/01
本報では、原研の研究施設で発生したトラブルに関し、その際の人間の行動に着目した分事例析の方法を紹介すると共に、分析の結果をセーフティカルチャーの観点から論じる。具体的には、トラブル発生時において、その対応をとるべき個々の人間の安全に対する考え方がどうであったか、また、その考え方が施設の「深層防護」設計にどのように影響を及ぼしたか等について検討し、その結果を紹介している。さらに、この検討結果を基に、国際原子力機関(IAEA)が提案している「セーフティカルチャー指標」についても、その有効性や問題点等を論じている。なお、本報は、豪州・原子力科学技術機構主催の「アジア地域協力セーフティカルチャー・ワークショップ」における討議資料として投稿と報告を依頼されたものである。
長岡 鋭; 森内 茂
保健物理, 26, p.129 - 137, 1991/00
自然環境及び人工環境を含む通常の生活環境における放射線(線、宇宙線を対象とする)線量率分布を種々の環境について実測し、そのデータをもとに、生活環境中における放射線場の特徴、とくに線量率変動の要因とその程度を明らかにした。線線量率は、(1)線源としての周辺物質中放射性核種濃度、(2)周辺物質の分布状況、(3)周辺物質と測定点間の遮蔽状況、の3つの要因によって変動する。一方、宇宙線線量率は上部に存在する遮蔽物によって変動する。また、一般に人工環境下では線線量率は上昇し、宇宙線線量率は下降する傾向がある。これらの知識を用いることによって、人間の行動に伴う環境条件の変化、即ち環境放射線場の変動を考慮した、精度の高い線量評価を行うことができるようになる。